長野市長の200人会食問題を見て

人生

14日のニュースで

「長野市長が200人新年会 「飲食店やっていけるのか」

と言うものが報じられていました。

長野県としては14日に「医療非常事態宣言」を出す予定で動いており県民に対して不要不急の外出を自粛するように要請する予定とのことです。

長野県内で長野市が一番大きな自治体だと思いますがその首長がかなり大規模な会食に参加したと言うのは長野県にとっては大きな衝撃だったのでは無いでしょうか。

長野市長ってどんな人?

Wikipediaによると加藤久雄長野市長は現在78歳。長野市出身で早稲田大学を卒業後、就職したのちに本久と言う会社に転職しています。そしてのちにこの会社のグループの社長に就任しています。

この本久の現在の社長も加藤と言う名前の方なので親族が経営している会社だったのでしょう。
実際に今回のニュースでも親族が経営する会社の新年会に出席したと報じられていますので代々親族で経営してきた会社なのでは無いかと思われます。

会社で社長として活躍した市長として活躍の場を移したと言う事のようですね。

そして2013年から長野市長として活躍されているとのことです。
ちなみに市長当選時の年齢は70歳とのことです。まぁまぁ高齢ですよね。

地元の有力企業の経営者が政治家になる、もしくはその逆のパターンもありますがまぁ全国でよくある光景では無いかと思います。

長野市長の発言

「本当にこのままで飲食店がやっていけるのか。感染防止対策と反対の面も考えなくてはいけない。家族との会食はぜひしていただきたい」

とコメントしたと報じられていますが・・・

いや、200人の会食は家族の会食では無いでしょ・・・

ただまぁ言っていることは理解できます。
特にこの加藤市長は経営者出身の方なので飲食店の経営者の皆さんの気持ちは痛いほど分かっていたのだと思います。
その上での発言だと思います。

ただ時期的にちょっとどうなんでしょうか? 
という思いは残りますよね。
あと、社長から市長になった人ですから周りに止められる人もいなかったんでしょうね〜

長野県内の感染状況

県内では直近の1週間で計414人の感染が公表されている。家族間での感染者も増えており、13日に感染が公表された35人中11人が同居者からだった。

という報道があります。つまり家族内の感染が多いということですね。

とはいえもちろん家族内での感染ということは家族の誰かが外からウイルスを持ち込んでしまって、それが家族に感染してしまったということですよね。

今回の加藤市長が参加した新年会の参加者が200人ということですが、その参加者の家族が3名程度だっとします。
もっと多い人もいると思いますし一人暮らしの人もいると思いますがとりあえず3人家族が平均値だっとすると600人の方が感染リスクにさらされたということになります。

この会食がどのような形式で行われたものなのかわかりませんが通常このような大人数が参加する会食だと数人が座る円形のテーブルがいくつも用意されてそこに料理が運ばれるか立食形式だと思います。

立食形式だと食べる時と話をする時の区別がつきにくいのでマスクを着けていない時間の割合が多いのでは無いでしょうか。

それに新年会という状況的にグラスや料理を持って挨拶を沢山するケースが多いと思いますのでマスクを外した状態で話をする状況も多かったのでは無いかと思います。

長野市長の発言の方向としては

市長の発言の方向としてははっきり言って今の緊急事態宣言が拡大される中で自粛していきましょう。
という風潮には完全に逆行していると思います。
そしてかなり開き直っている感じですね。

まぁ本人はそれで良いのでしょうが長野市役所の職員や長野県の職員、そして長野県知事としてはやりにくい状況なのでは無いかと思います。

今後どのような影響が出るのか注目したいと思います。

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