以前のブログで面接のコツについて書きましたが
今回はその補足というかもう一つ知っておいて欲しいことについて書きたいと思います。
面接官が面接するときにみるポイントとしてその人の印象なんかはありますがそれ以外にも重要なポイントがあります。
その事について書いていきますので面接を受ける予定の人は是非読んでみて参考にしてもらえればと思います。
面接官が減点してしまうポイント
面接官は面接する時にみるポイントとしてはいくつかあります。
その人の印象が大きいのですが、
細かくいうとハキハキと喋っているか、
自社に合いそうか、
嘘をついていなさそうか、
本当に自社に来たいと思っているのか、
なんかです。
みるポイントはたくさんあるのですがもう一つ見ている大事なポイントがあります。
それは面接で話している内容に不自然さがないか、
という事です。
一貫性が大事
これがどういう事かと言いますと、面接が始まってから話をしている内容に一貫性があるか、言っている事がバラバラになっていないかという事です。
面接の流れは
①自己紹介
②業務の経歴紹介
③志望動機
④転職動機の説明
⑤最後に質問
という順番で進んでいきます。
一貫性があるかどうかというのはどういうことかと言うと、
例えば②の業務の経歴紹介で
「これまでの仕事では一人で仕事をする事が多くて自分でも一人でコツコツと仕事をしていく事が向いていると思います」
とか話をしたのに④の転職動機の説明で
「御社に入社したらチームのみんなと協力して仕事をやっていきたいです」
とかって言ってしまうと面接官としては
「え?一人で仕事したいの?チームで仕事したいの?」
となってしまいます。
そして「この人はその場しのぎでいい加減なことを言ってるな」
と思われてしまいます。
今の例は極端な例としても話をしている内容に一貫性がなく食い違いが出てきてしまうと他の事までも嘘に聞こえてしまいます。
嘘をつく人は採用したくないですし不信感を持ってしまいますよね。
「御社じゃないとダメな理由」からの逆算
それではどうすれば面接官から
「この応募者は信じられるな!」
と思われるか、
それは自分の話す内容に一貫性があれば良いのです。
で、一貫性を持たせるための方法は話を組み立てる時に矛盾した内容になっていないかをチェックします。
この時気をつけて欲しいのは面接の順番通りにチェックするのではなくて
面接の順番の逆の順番でチェックして欲しいと言う事です。
つまりまずは
④転職動機の説明 の内容を考えてから
③志望動機と
②業務の経歴紹介を組み立てていきます。
例えばあなたが転職動機の説明や御社を希望する理由で
「いずれ管理職としてマネジメントで力を発揮していきたい」
と言う説明をしたいのであれば
③志望動機で
「御社が求めている人材がプレイイングマネージャーでプレイヤーとして活躍しながらマネジメントも行っていく人材だから」
と言う理由を考えて、さらに
②業務の経歴紹介では「マネジメントをやっていてその結果を評価されている」
と言うような説明にした方が良いでしょう。
そうすればこれを面接の順番通りに並べ直すと
「マネジメントをやっていてその結果を評価されている」、
そして「御社が求めている人材がプレイイングマネージャーでプレイヤーとして活躍しながらマネジメントも行っていく人材だから」
最後に「いずれ管理職としてマネジメントで力を発揮していきたい」
と言うような流れになりますので自然な流れになりますし転職や志望の同期も納得できる内容になります。
まとめ
面接では面接官から不信感を持たれてしまうと最悪です。
はっきり言って落とされます。なので不信感を持たれず、この応募者は当たりだ!と思わせてください。
そのためには話の組み立て方がとても大事になります。
結論から逆算して話がきれいに進められるように組み立てから面接に臨んでください!
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