転職を考えている人で面接が不安な方っていませんか?
書類審査の書類は時間をかけてじっくりと作ることはできますが面接は一発勝負なので苦手に思っている人も多いのではないでしょうか?
そんな方に今日は面接対策のコツをお教えしたいと思います。
私は何度も転職の面接を受けていますし、難関と言われる企業への転職も成功させています。
面接にはコツがあります。そのコツをご紹介したいと思います。
面接に苦手意識があったり不安に思っている人はぜひ参考にしてみてください。
面接の流れは?
面接の流れは大体決まっています。
①自己紹介
②業務の経歴紹介
③志望動機
④転職動機の説明
⑤最後に質問
と言った流れが一般的です。
あまりこの流れから外れる事はありません。
③の志望動機と④の転職の動機説明が入れ替わる事があるかもしれませんがこの流れはほぼ決まっています。
なぜこの流れが決まっているかと言うと大きく2つの理由があります。
まず1つ目は時間的な理由です。
面接の時間は限られていますので面接官が聞きたい事を限られた時間の中で聞こうとするとどうしても聞けることが限られてきます。
そしてもう一つの理由はコンプライアンスの問題です。
最近はコンプライアンスやハラスメントの問題に企業はとても敏感になっています。
そしてそれは面接の場でも同じです。
面接官は面接の時に
「圧迫面接をされた」とか
「セクハラ的な質問があった」とか
「差別的な意図を持った質問があった」
と言われてしまう事を恐れています。
なので余計な質問などはできなくなっています。
そういった理由で面接官が質問できる内容は自然と同じようなものになってしまいます。
それから面接官は何人も、場合によっては何十人もの面接をしないといけないので個性を光らせるような質問はいちいちやってられないと言うのもあります。
変わった質問をするのはいいんですがその質問をするなら全員にしないと後で不公平になってしまいます。
なのであまり変わった質問をしないことが多いです。
尊敬する人を聞いただけでもNGなので面接官も質問内容には気を使っています。
面接官が見ているポイントは?
面接は何度かある場合があります。大体2回から3回くらいでしょうか。
そして最初の面接はほとんどの場合、採用する部署の責任者が面接官になります。
課長とか部長ですね。
あなたの上司になる予定の人です。
この上司(仮)が面接で見極めたいポイントは2つです。
①部署の同僚たちや自分とうまくやっていけそうか?
②成果を出していくことができそうか?
と言う点に注意してみています。
まず①の同僚たちとうまくやっていけるかどうかについてですが、これは大事なポイントです。
いくら優秀な人でも今いるメンバーとトラブルを起こすような人には来て欲しくないですよね?
それに自分の部下になるかもしれない人なのでちゃんと自分の指示を聞いて動いてくれそうな人なのか気になります。
あなたが逆の立場でもそう思うでしょ?
そして成果を出していくことができるかと言う点も非常に大事です。
上司(仮)は受け持っている部署の成果に責任を持っていますし、せっかく採用した人が成果を上げることができないととても困ったことになってしまいます。
なのできちんと成果を上げることができる人材かどうかを見極めたいと思っています。
面接突破のコツは?
面接を突破するには面接官が観ている2つのポイントについて自分が良い人材であると言う事をうまくアピールすることが重要です。
じゃあどうすればアピールできるかと言うと
①協調性アピール
自分がこれまで成果を上げることができたのは自分の努力もあるがチームや社内の皆さんに支えられたからだよ。
と言う「謙虚さアピール」
とチームでしっかり成績を上げていきたいと思ってるよ。
と言う「チームとうまくやっていくよ」アピールをしましょう。
この時に具体的な成果を説明する事ができるとなお良いです。
②成果アピール
正直言って前の会社ではエースだった人が次の会社でザコになってしまうことはよくあります。
どんな環境でもどんな会社でもどんな業務でも成功できる人なんていません。
なので面接官は
「この人はウチの会社で成果を出せるのか?」
と言うのがとても気になります。
これは面接を受けている本人にもわかりません。
誰にもわかりません。
でも予想することはできます。
なのであなたは面接官に「成果が出せる事が予想できる情報」を渡せば良いのです。
例えばパソコンの営業をやっていて成果を上げた人はタブレットの営業をやってもうまくいきそうな気がしますよね?
公立小学校向けの営業をやっていた人は市役所の営業もできそうですよね?
チームを率いて大きな規模の提案を成功させてきた人は他のチームを受け持ってもうまくやれそうですよね?
そう言う感じで今までの成果とこれからするであろう仕事の共通点を見つけて
「今まではこう言うやり方で成功してきた、だから新しい会社でもこう言うやり方ができれば成果を出せる」
と言うアピールをしてください。
③やる気アピール
せっかく良い人材を採用してもすぐに辞められると会社にとっては損害になります。
面接官としても「あいつすぐ辞めたよ」と言われるのは嫌です。
なので長く勤めてくれそうな人を採用したいと思います。
「この会社に入ったらこんな事をしたい!」とか
「こんな成果を上げたい!」
と言ったような「単純にこの会社の条件が良さそうだから応募しました」的な気持ちが見えないように「この会社で活躍したい!」と言う熱い思いをアピールしましょう。
このやる気アピールはとてもとても大事です。
なのでしっかりとアピールしましょう。そしてしっかりと練習しておきましょう。
まとめ
面接を成功させるためにはまず面接の大まかな流れを頭に入れておきましょう。
その上で面接官が安心して採用できるように
①協調性アピール
②成果アピール
③やる気アピール
をしっかりとやりましょう。
このアピールができれば面接突破の可能性がかなり高くなります。
面接は自分をどれだけ売り込めるかの勝負です。しっかりと自分と言う商品を売り込んでください。
そして良い転職をしましょう。応援しています。
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