転職準備(転職活動の流れ編)

転職

これまでの記事で転職活動の情報収集と書類の書き方について説明してきましたが

今日は転職サービスを使った場合の転職の流れを書いていきたいと思います。
そしてそれぞれのフェーズでの注意点など書ければと思っています。

転職活動の大まかな流れは?

下の図に書いたような流れになります。

まず転職サービスに登録します。
そして自分の希望する条件や自分の経歴などを登録すると転職サービスの会社からオススメの企業が送られてきます。
この時に注意していただきたいのは、転職サービス会社によって呼び名などが違っていますがオススメの企業情報には大きく分けて2つの種類があります。

①通常のオススメ(通常のオファー)

 あなたの希望の条件にある程度マッチしていたり、企業側が望んでいる条件にあなたがある程度マッチした場合に送られてくるオススメの情報です。
このオススメはあくまでもあなたと企業側の条件がある程度合った場合には送られてくるので結構広範囲に送っています。
ですのでもちろんオススメされた企業に書類を送っても不合格になるケースも多々あります。

②特別なオススメ(特別オファー)

こちらは企業側があなたの職務経歴や条件などを見た上で「この人を採用したい!」と思って送られてくるオファーになります。
こちらの場合には企業側はある程度あなたの情報を見た上でオファーしてきますので無条件で面接になるケースなども多くあります。
そしてもちろん採用率が高いオファーということになります。

大きく分けてこの2つのオススメ情報が送られてきますのであなたはそのオススメの中から自分が転職したい業界や企業を決めて応募していく形になります。

オススメ企業の情報をもらった時の注意点

最初はオススメ企業の情報(オファー)をもらうととても嬉しいものですが毎日何通もオファーが来る状況になると慣れてきてしまいます。
そしてまず気をつけて欲しいこととしては最初の頃にオファーが来るとあまり興味がなくても
「せっかくだから応募してみよう」
と思ってしまい応募してしまうことがあります。そうするとその業界や企業の事を調べてから面接などに臨まなければならないので通常の面接と比べて労力がかかってしまうことになります。
まぁ面接や転職活動に慣れるため、という意味で応募するのはアリかもしれませんがあまりオススメはできません。

あとオファーは単純にあなたの登録内容と企業の募集内容がある程度合致した場合に機械的に送られてくるものがほとんどですので自分の希望する業界とは全く違う業界などから送られてくることもあります。そう言ったオファーに自分が希望している企業などのオファーが埋もれてしまわないように気をつけましょう。

面接に進む際の注意点

オファーをもらったり自分から応募したりした企業の書類審査を通過することができると試験や面接に進みます。

企業によっては面接の前にwebベースのテストを受けなければならない場合もあります。
このテストはSPIのような内容です。
事前に準備をしておいた方がもちろん良いです。
ただどの会社でも傾向はある程度似たようなテストになっている場合が多いので何社かテストを受けてみて慣れてしまう、という手もありだと思います。

そしてテストに合格すると面接になります。ただ最初の面接は直接の面談形式ではなく電話面接だったりリモート形式の面接だったりする場合が多いと思います。

このテストや面接の際の注意点があります。

電話形式やリモート形式とはいえ面接を受けたりテストを受けたりするのには時間の確保が必要となります。

テストであれば自宅で空いた時間に受けることが容易ですが面接となると周囲が静かな状況を確保したりする必要があります。
そして面接やテストに進む段階になると転職サービス会社の担当コンサルタントとの事前打ち合わせなども入ってきます。
これらの対応でどんどん時間が削られてしまいます。

ですので面接などを受ける際にはあまり一度に何社も応募して時間をとることができずに不十分な状態で面接やテストを受ける状況にならないように自分の仕事やプライベートの用事の状況を見ながら
無理の無い範囲で予定を入れていきましょう。

時間の管理が超大事!

面接まで漕ぎ着けた会社が何社か出てくる頃になると時間の管理が大変になってきます。

やはり1社だけを受けるというケースは少なく何社かを並行して応募していくためどうしてもテストや面接が同じ時期にきてしまうことがあります。
そうなると現在の勤め先の仕事と面接やテスト、転職サービス会社のコンサルタントとのやり取り、書類の編集(書類は応募する会社によってある程度修正しましょう)や次に応募する会社の情報収集などやる事がとても多くなってきます。
また面接を受ける前にはその会社のHPや口コミなどから業界の情報や会社の情報を集める事も重要です。
これにも時間がかかります。
あと会社によっては面接の際に自己紹介の資料を作成して欲しいという会社もあります。
こう言った事を現在の仕事と並行していくには本当に時間の管理が大事になります。
うまく管理ができないと中途半端な状態で面接を受けることになるます。
もちろんそうなると合格率は下がりますし相手の会社に対しても失礼な事になりますよね。

面接前の段階で気をつける事

まずは時間の管理が大事です、そしてあと地味に大事なのは
落ち着いて電話をする事ができる場所を現在の職場の近くに見つける事も大事です。
場合によっては仕事の途中で転職サービスのコンサルタントと電話で相談をしなければならない事もあります。
それに電話面接を受ける時間が仕事の時間と被ってしまう事もあります。
そうした時に落ち着いて電話ができる場所を確保できるかどうかは非常に重要になってきます。

職場の周りに静かなスペースが無いか探しておきましょう。

まとめ

転職活動を始めてから面接にこぎつけるまでの流れを大まかに紹介しました。

これから転職活動をやろうと思っている人は
今日書いた事を参考にして時間や場所の確保をしっかりとした上で対応してもらえればと思います。

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