私は今までいくつかの会社で仕事をしてきましたがその中で自己愛性パーソナリティー障害を持ったであろうと思われる上司と仕事をした事がありました。
その時の経験をもとに現在そう言った上司の下で悩んでいる人向けにそんな自己愛性パーソナリティー障害の上司との付き合い方を書いていきたいと思います。
自己愛性パーソナリティー障害の人との付き合い方は気をつけないと自分のメンタルや私生活までボロボロにされてしまいます。
周りに自己愛性パーソナリティー障害と思われる人がいる場合には気をつけてください。
あと、彼らと戦うことはあまりお勧めしませんがどうしても戦わなくなった場合にはその戦い方について
書いて見ました。
自己愛性パーソナリティー障害の上司との戦い方
万が一の場合にはこちらも参考にして見てください。
自己愛性パーソナリティー障害って何？
早稲田メンタルクリニック様のHP（https://wasedamental.com/youtubemovie/3419/）を確認させていただきましたが以下の９項目のうち５項目以上に該当すると自己愛性パーソナリティー障害と言えるそうです。
1.誇大的感覚
自分は素晴らしい、すごい人間なのだという感覚です。
2.空想にとらわれている
理想的な空想にとらわれていて、ナルシスティックな世界にいます。
ブランド物に「こんなに素晴らしいものはない！」などと言いますが、所詮ただの服、時計でしかありません。
高級車もただの車だと思いますが、「これは限りない人類の叡智なのだ」と言ったりします。
3.自分が特別で、凡人には理解不能
「特別な人にしか自分のことは理解できない」と言ったりします。
4.過剰な賛美を期待
もっと褒めてくれと過剰な賛美を期待します。
「○○さん、すごいな」というと「そうでしょ、他には？」と続きます。
5.特権意識を期待
自分は特別なのだから特別扱いしてくれということです。
6.相手を不当に利用
タダ働きさせる、部下の手柄を独り占めするなど相手を不当に利用します。
7.共感の欠如
相手の痛みがわかりません。
8.嫉妬
妬んだり、あるいは妬まれているという妄想に駆られています。
「○○は僕のことを妬んでいるんだ」と言いますが、妬んでいるのではなくただ普通に怒っているだけだったりします。
9.尊大な行動・態度
踏ん反り返るなど偉そうな行動、態度を取ったりします。
自己愛性パーソナリティ障害の人は、喋っていて何か嘘くさい、薄っぺらい感じがあります。
とのことです。思い当たる人はいましたでしょうか？
自己愛性パーソナリティー障害の特徴
いろいろありますが
①他人を利用しようとする
基本的に彼らは他人を「自分のために利用する道具」として扱います。
なので上司が自己愛性パーソナリティー障害だったりすると最悪です。
こき使われますし褒められる事はあまり無いと思います。
部下の手柄は自分の手柄にしようとしますし自分のミスは部下に押し付けようとしたりします。
②攻撃的
彼らは自分の意見なんかが批判されたりミスを指摘されたりするととても怒ります。
ちょっとしたミスを指摘しただけでも自分の全人格を否定されたかの様に怒ります。
そして反撃してきます。
自己愛性パーソナリティー障害の人は弁が立つというか口が上手な人が多いのでガンガン攻撃してきます。
そして普段からも攻撃的に他人を攻撃したり陰口を言ったりします。
③強いものにはペコペコして弱いものには強く出る
自己愛性パーソナリティー障害の人は上司なんかにはペコペコして取り入ろうとします、でも部下には高圧的に振る舞います。
でも陰では上司の事を陥れるために悪口を広めたりしていますし
「あいつは実は大した事ない。運がいいだけ」とか言ってます。
④謝らない
まず謝りません。
言い訳をして謝る事から逃げようとします。
⑤外面は良い
自己愛性パーソナリティー障害の人は
「自分をよく見せたい」
という強い欲求で生きています。
なので自分を魅力的に見せる事に関しては優れたスキルを持っています。
⑥敵か味方しかいない
自己愛性パーソナリティー障害の人にとって周囲は敵か味方（道具）しかいません。
ですので常に敵を攻撃するチャンスを窺っています。
⑦マウンティングしてくる
とにかくマウンティングしてきます。そして会話では常に自分が優位に立てるジャンルの会話しかしません。
⑧かまってちゃん
自己愛性パーソナリティー障害との付き合い方（上司編）
もし上司に自己愛性パーソナリティー障害がいると最悪です。
できるだけ早く逃げたほうが良いです。
各部署に異動願いを出したりしましょう。
実際私も上司に自己愛性パーソナリティー障害がいた事がありましたが最悪でした。
その時は経営層に直談判して異動させてもらいました。
その事自体はペナルティー、とまでは行かないにしても良いものでは無かったのですがその自己愛性パーソナリティー障害の上司の下では何人も部下が会社を辞めていましたので辞めるくらいなら異動しようと思いました。
パワハラもしていましたし、されました。
それ以外にもモラハラやいろいろなハラスメントを平気でやってきます。
自己愛性パーソナリティー障害の人は部下を単なる駒としか見ていないので
「助け合う」とか
「上司が部下を育てていく」という感覚を持っていません。
ですのでそう言った事を期待していると本当に痛い目に遭います。
自己愛性パーソナリティー障害との付き合い方（部下編）
彼らは部下として見た場合には扱いやすい部下と言えます。
まず仕事の成果はしっかりと挙げてくるとおもます。
そして上司であるあなたには大人しく従ってくるでしょう。
ですが注意点としては自己愛性パーソナリティー障害の人は結局自分が一番だと思っていますので上司の事を尊敬したり一切していません。
なので彼らの言葉をそのまま鵜呑みにしていると痛い目を見ると思います。
そして恐らく陰ではあなたの悪口や悪質な噂を広めていると思いますので情報をしっかりと集めておいた方が良いと思います。
そして彼らは部下や同僚を攻撃します。
ですので可能であれば部下を持たせず一人で行動できる仕事をさせた方が良いでしょう。
共同作業などをさせると仲間を攻撃します。
まとめ
はっきり言って自己愛性パーソナリティー障害の人はクソ野郎です。
関わらない方が良いです。
でもどうしても仕方なく関わらないといけない場合には極力距離を開ける様にしましょう。
彼らは息をする様に悪口を言い、毒を撒き散らします。
距離を開けるというのが一番の解決策になります。
でも、どうしても距離を開ける事が難しい場合には不本意でもいいので
「敵では無いよ」「あなたの事が好きだよ」
というアピールをしましょう。
そしてダメージを最小限にしましょう。
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