新型コロナウイルスのワクチン副反応と効果についてまとめ

人生

新型コロナウイルスのワクチンが医療関係者向けに接種開始されました。

医療関係者への接種が終わると高齢者に対しての接種が始まり、その後それ以外の人に対しての接種が始まる予定とのことです。
ですがこのワクチンに対して不安を持っている人も多いのでは無いでしょうか?

気になる副反応の状況について調べてみたのでまとめてみました。
知らずに不安になるより知って安心した方が良いですよね?

副反応の状況まとめ

すでに海外では多くの人に対して接種が行われています。
日本で摂取される予定のファイザー社製のワクチンも欧米を中心に接種が行われています。

そこで気になる副反応(ワクチンの場合は副作用ではなく副反応というらしいです)をまとめてみました。

①臨床試験での結果
厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会の資料(https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000680224.pdf
によるとファイザー社製のワクチンの臨床試験では対象:18-55歳の健康成人60人、 65-85歳の健康成人45人に対して試験が行われており疼痛・熱感・寒気・筋肉痛・頭痛・局所・不快感といった反応が見られたそうですが重篤な症状は出ていないそうです。

②実際のワクチン接種での結果 
こちらはNHKの新型コロナウイルス特設サイトの情報(https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/vaccine/qa/detail/qa_05.html)になりますが
「予防接種の実施に関するアメリカの諮問委員会によりますとファイザーなどが開発した新型コロナウイルスのワクチンを接種した
およそ99万7000人のうち1回目の接種では
▽接種部位の痛みを訴えた人が67.7%、
▽疲労が28.6%、
▽頭痛が25.6%、
▽筋肉痛が17.2%、
▽発熱が7.4%、
▽関節の痛みが7.1%、
▽悪寒と吐き気がそれぞれ7%、
▽腫れが6.8%

で報告されました。」
とあります。

また重いアレルギー症状も見られたそうです。

▽74%が接種から15分以内に、
▽90%が30分以内に
症状が出た
としています。

80%は、過去に薬や食べ物などでアレルギー反応が出た経験があったということです。

また重い症状は994万3247回の接種について調べた結果、
50件で「アナフィラキシー」と呼ばれる重いアレルギー反応が確認されたということです。

とのことです。
ただワクチンが原因とされる死亡者は出ていません。

ワクチンの副反応はあるのか?

結果を見てみると副反応自体はあるようですね。

そしてほとんどは接種してから30分以内とかに出るようです。
実際の摂取でも15分は接種会場にとどまるようになっていますので副反応が出ても対処してくれそうですね。

そして出ている副反応はどれも軽い症状のようですね。

重たい症状も出ていますがアメリカの数字を見ると994万回以上接種があって重たい症状は50件だけなので0.00000005%しか出ていませんね。

副反応自体は他のワクチンでも出るものですし出ている数字自体も他のワクチンと比べて多くはないという意見が多いようです。

ですので副反応があるのか無いのかで言えば「有る」になりますが、
重たい症状が出るのか?で言えば「まず出ない」と言って良いと思います。

それに他のワクチンに比べて危険か?で言えば「危険とは言えない」という答えでしょう。

そもそもワクチンとは?

厚生労働省のHP(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00222.html)からの抜粋になりますが
ワクチンとは「一般に、感染症にかかると、原因となる病原体(ウイルスや細菌など)に対する「免疫」(抵抗力)ができます。
免疫ができることで、その感染症に再びかかりにくくなったり、かかっても症状が軽くなったりするようになります。
予防接種とは、このような体の仕組みを使って病気に対する免疫をつけたり、免疫を強くするために、ワクチンを接種することをいいます。」

とのことです。

通常は弱毒化させたワクチンをなどか接種してその病気への免疫を高めていきます。
今回のファイザー社製のワクチンはメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンと言われるもので「SARS-CoV-2のスパイクタンパク質(ウイルスがヒトの細胞へ侵入するために必要なタンパク質)の設計図となるmRNAを脂質の膜に包んだ製剤になります。本剤を接種し、mRNAがヒトの細胞内に取り込まれると、このmRNAを基に細胞内でウイルスのスパイクタンパク質が産生され、スパイクタンパク質に対する中和抗体産生及び細胞性免疫応答が誘導されることで、SARS-CoV-2による感染症の予防ができると考えられています。」

ということでこれまで主流だったいわゆる生ワクチンとは違うもので今後このーRNA(mRNA)ワクチンが流行っていくかもと言われているそうです。

ワクチンの効果は?

ファイザー社製のワクチンの有効性は95%と公表されています。
通常のインフルエンザワクチンでの有効性が20%〜60%と言われているのでかなり高い有効性があると言えます。

また実際に接種が進んでいるイスラエルではワクチンを接種した人では重篤な症状がでおらず発症を94%抑えていると言うことです。

これは本当に凄い効果だと思います。

まとめ

色々と調べてみましたが私が調べた範囲では

・重い副反応はほぼ出ていない
・軽い副反応はまぁ出る
・効果は非常に高い

と言う感じでした。個人的には接種すべきだと思っています。

日本は諸外国に比べて接種が遅れていますが逆に言うと資料が揃っているので安心して接種できると思います。

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