営業に必要な要素はいろいろありますが、その一つに「折れない心」があります。これは難しい事ではないので「俺はメンタル弱いから営業向いてない・・・」と諦めずに読んでいただきたいと思います。
折れない心の正体
「折れない心」と言うと強靭でかっこよく聞こえますが言い方を変えると
・気にしない
・切り替えが早い
・懲りない
・スルー
といったものになります。
営業はそもそもそんなに簡単に受注できるものではありません。断られてナンボです。昔の言葉には「営業は千三つ」とありまして、千回提案して三回受注できれば良いくらいの意味になります。格率にすると0.3%です。
なので失注したりクレームになったり怒られたりしてもイチイチへこんでいては体も心も持ちません。ひとまず怒られたことは忘れて次のお客様に行きましょう!悩んでいる暇なんて無いのです。
もちろんミスをしたり相手に迷惑をかけてしまった場合にはリカバリーの作業の後で相手への謝罪などをし、反省する必要はあります。ただ反省するのと必要以上にへこんでしまうのは全く別なので必要以上にへこむ必要はありません。
へこみすぎるとどうなる?
私も立場上、部下などを叱責する事がありますがこの時に困ってしまうのは必要以上にへこんでしまう人たちです。
もちろん本人たちは一生懸命考えたり頑張ったりして、それが実を結ばなかったのでへこんで落ち込んでしまいます。それは分かるのですが必要以上にへこむ必要はありません。むしろ落ち込みすぎると周囲も困ってしまいます。
まず上司からすると叱責したり指導した時にすぐに落ち込んでしまいなかなか立ち直れない部下にはどうしても指導などがしずらくなってしまいます。これは良く無い事なのですがどうしても二の足を踏んでしまいます。
「怒られないならいいんじゃない?」と思われるかもしれませんが、指導などをされにくいという事は有効なアドバイスが届きにくく成長のスピードが落ちてしまうという事になります。またその人の評価も低くなってしまします。
ですのでまずこの点で損をしてしまいます。
それに落ち込んでいる間に次の商談の準備や資料作成などができませんor準備の効率が悪くなりますのでどんどん成績が悪くなってしまいます。
落ち込みすぎると自分からチャンスを逃してしまいます。ですので落ち込みやすい人は気持ちを切り替える練習をして落ち込みすぎないようにしましょう。
落ち込まない、へこまない練習
失敗をすれば誰でも落ち込んだりへこんだりします。でも必要以上にへこまないようにするには気持を切り替える練習をしましょう。
男性であればナンパはお勧めの練習です。ただ最近はこれを部下に勧めるとセクハラなどになってしまうので難しいのですが・・・
ナンパもとにかく断られます(私はよく断られました。イケメンは別でしょうが・・・)イケメンですぐに成功する人には使えない方法なのですがこれはなかなか良い練習になります。とにかくいくら断られても粘って粘って、それでダメなら次に行く!というメンタルや行動の練習に使えます。
まとめ
とにかくへこみすぎて良い事など一つもありません。
「じゃあへこみ過ぎるって言うけどどの程度までなら大丈夫?」って思われるかもしれません。適度なへこみとは取り合えず指導を受けたその場では反省している程度で良いのではないでしょうか。
皆さんも必要以上にへこんでしまって自分のチャンスを逃すことの無いようにお願いします。
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