仕事の能力不足で悩んでいる方へ

ビジネス全般

仕事をする上でその人の能力は非常に重要な要因です。能力が高い人は普通の人の何倍もの成果を出す事もあります。逆に能力が低い、能力不足の人は頑張っているのに普通の人と同じ成果を出す事ができません。

今日は仕事をする上での能力について書いてみます。

能力の重要性

仕事をする上で能力は非常に重要です。能力の高い低いで成果は全く変わって来ます。ですので当然能力は高いに越したことはありません。そして多くの社会人は自分の能力を高めるために日々努力しています。そしてその能力によって仕事の成果に差が出てくると思われています。

しかし仕事の成果は能力だけで差が出るものでしょうか?もちろん能力の差によって成果の差が出ることは確かです。しかし能力だけで差が出るわけではありません

精神論を語るのは好きではありませんが、成果を出すためには能力だけではなく意志の力は非常に重要だと思っています。

仕事の成果を上げていく!という意志がないとどんなに能力があっても成果は出せないでしょう。それに能力を発揮するためには体調やメンタルを管理して万全の態勢で仕事に臨むためのコンディション管理も必要になって来ます。

そいった様々な要素が絡み合って仕事の成果が出て来ます。そのため能力だけで判断すべきではないと思います。

そもそも能力とは?

仕事をする上での能力というものは非常に不確定要素の多いものだと思います。

例えば税制度などの知識が豊富で経理としてスペシャリストの方はやはり経理でこそ実力と能力を発揮できるのであって別の部署に異動になると能力を生かすことは出来ないかもしれません。

同じように例えば法人向けの提案型の営業で能力を発揮していた人でも個人向けの営業では能力を発揮できない可能性もあります。

このように仕事での能力というのは

  仕事の内容 × 自分の能力 ×  自分の意志

が組み合わさって初めて発揮できるものです。ですのでいくら潜在的に能力がある人でも常に能力を発揮して活躍できるとは限りません。

では能力とは何なのか?

能力を「仕事で成果を出すための要素・資質」と考えた場合、能力の中で大きな割合を占める要素として経験があります。

これまでに経験したことのある仕事であれば未経験の人に比べて成果を出せる可能性が高くなることは明らかです。

しかし未経験でも突然能力を発揮して仕事の成果を出してしまう人たちもいます。そう言った人たちはどのような能力を持っているのでしょうか?

まず私の経験から言うと、そう言った人たちは周りの人、特に先輩やその部署のエース級のメンバーの動きをよく観察しています。そしてそう言った人たちの動き方をよく真似る事ができています

また成果を上げている人にやり方やコツのようなものを聞いて教わるためのコミュニケーションも上手だと感じています。

そう言った真似る力。もっと言うと真似て自分なりにPDCAを回して改善していく力が非常に高いのではないでしょうか。

逆に言えば現在自分が能力が低いと思っている人でも自分の周りの成果を出している人のやり方をうまく真似る事ができれば成果を上げる事ができると言う事です。

ここで気をつけてほしい事があります。それは素直に教えを乞うたり素直に真似をする事が大切だと言う事です。

成果を上げていない人に限って色々と理由をつけて相手の良いところを認めない場合が多々あります。

例えば成果を上げている人が嫌いだから「あいつのやり方はあいつしかできないし、俺はあんなやり方をしてまで成果をあげようとは思わない」とか「あいつが成果を上げる事ができているのは運の要素が大きいからだ」とか「あいつは上司に気に入られているから成果が出ているように見えるだけだ」とか色々な理由をつけて真似をしないケースがあります。

そう言った余分な感情は一旦捨てて真似るべきところはしっかりと真似ましょう。

まとめ

仕事をする上での能力とは非常に不確定で危ういものです。ですので仮にあなたが今現在自分が能力が無いと思っていても嘆く必要はありません。

しっかりと成果を出している人を見て真似る事で成果を上げていくことはできます。

それに成果を上げていくのに必ずしも能力は必要ありません。

能力に頼るのではなく日々の積み重ねで成果を上げていく事が重要です。そうして成果を積み上げていけば気づいた時には周りから「あいつは能力が高い」と認められています。

自信を持って今の仕事をやって成果を積み上げていってください。

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