同じ部署で同じように仕事をしているのにどうしても良い成績が出せないと悩んだ事はないでしょうか？
仕事で成果を大きく出せるかどうかを決めるのは能力の差ではありません。
そのことについて今日は書きたいと思います。
私が以前先輩によく言われていた言葉です。
「命までは取られないんだから思い切ってやれ」
確かにその通りだと思います。普通の会社では仕事で失敗したりしたからと言ってペナルティとして命を取られるという事はありません。もしかしたらそういう状況で仕事をされている人たちもいるかとは思いますがレアだと思いますので置いておきましょう。
失敗にビビリすぎない
私も含めて会社で仕事をしていると上司や規則などに必要以上に警戒しすぎてしまう事がよくあります。
もちろん規則は守らなければいけませんし上司の指示には従う必要はあります。
だからと言って必要以上に萎縮してしまう必要はありません。
リスクを恐れすぎて萎縮してしまうと本来の実力を発揮することもできなくなってしまいます。
安全策を取りすぎると本来得ることのできた成果を逃してしまうこともあります。いつも無謀な挑戦をする必要はありませんが同様にいつも必要以上に萎縮して安全策を取る必要もありません。
会社という組織に所属していると無意識のうちにだんだんとリスクを冒すことを過度に恐れたり周囲の状況に合わせて無難な選択肢を選んでしまうようになりがちです。
でもあまりリスクを恐れすぎる必要はありません。
最大のミスを犯したとして
あなたが考えられる限り最大のミスをしたとして、その場合どうなるでしょうか？
あ、もちろん横領をするとか犯罪系ではなくてですね。
大きなミスをしてしまっても最悪でもクビになるだけです。
それに日本の場合ではミスをしたからと言ってすぐにクビになる可能性はかなり低いでしょう。
上司にミスの報告をしたり場合によっては何ヶ月か減給になったり始末書を提出しなければならなくなるかもしれませんが、逆に言えばそれだけです。
ミスに対して過剰に萎縮してしまう必要はありません。
それよりもその時その時のチャンスに対して思い切ってチャレンジしてった方が自分の成長にも繋がるしうまくいった時に返ってくるものの大きさの方を取るべきでしょう。
あとですね、日頃から頑張っていないと「頑張る」癖がつかなくなります。
怠けてしまう癖はすぐにつくんですが頑張る癖はなかなかつきません。
そしてそうなるといざ頑張らないといけない場面が来た時になかなか頑張れなくなってしまいます。
ある意味これが最大のリスクでしょう。
腹をくくる
会社の同じ部署で仕事をしているメンバー同士は上司と部下や先輩と後輩など様々な人間がいます、しかし
それぞれの能力を見た場合には大きな差はありません。これは事実です。
もちろん経験という意味ではある程度の差が出てきます。でも仕事をする上での能力に大きな差はありません。
とは言え上司や先輩との能力の差があると感じている人も多いかと思います。
確かに同じ部署の人たちでも仕事の実績には大きな差が出る場合が多くあります。特に営業の部署だったりすると営業成績の差が大きく出る場合はよくあります。
でも能力の差ってあんまり無いんです。
あるのは「腹の括り方」の差です。
言い方を変えると「覚悟の差」だったり「仕事への熱量の差」です。能力に差があるのではなくてどこまで仕事に打ち込んでいるか、どこまで仕事にのめり込んでいるか、が成績の差になって現れているだけです。
この仕事への熱量を具体的に言葉で説明するのは難しいんですが常に仕事を中心に生活する覚悟と行動ができるかという感じでしょうか。
仕事のアンテナを張る
これも以前よく言われていた言葉ですし聞いた事がある人も多いのではないでしょうか。常に仕事のアンテナを張っておく。
どういう事かというと仕事以外の時間でも仕事を自分の考えの一部に置いておくという事です。そしていろいろな場面で見たことや聞いたことを仕事に活かす事ができないか？何か新しいヒントはないか？と考えていく事です。
例えばレストランやホテルで良い接客に触れた時にその接客を自分の仕事で応用できないか？とか
居酒屋のメニューを見た時にそのメニューの書き方や写真の撮り方を参考にできないか？とか
常に仕事と共に生活する事です。
これが身につくと仕事の成果が上がってくるようになります。
「プライベートな時間まで仕事のことを考えたくない」
という生き方ももちろん良いと思います。あくまで仕事の成果を上げていきたい場合の考え方です。
まとめ
仕事の成果を大きく出す事ができるかできないかの差を決めるのは能力の差ではありません。
どこまで仕事に打ち込む覚悟と行動量をつぎ込めるかの差です。個々人の能力の差なんて小さなものです。そして覚悟を決めて仕事に打ち込んでいれば能力もどんどん高くなっていきます。
仕事で大きな成果を出したいのなら仕事への覚悟を決めるべきです。
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