皆さんは営業マンというとどんなイメージを持たれているでしょうか?
たぶん口達者でコミュニケーション能力に溢れていて思ってもいないことでもペラペラと喋っている。
というようなイメージでは無いでしょうか?
でも実際に私は多くの営業マンと会ってきましたがそういったイメージとは真逆の性格の人が多いのです。
私の知り合いで毎年優秀な成績を上げる営業マンなのですが社内ではあまり喋らないし付き合いがあまり無い社員とは目を合わせることもできない人がいます。でも営業成績は凄いんです。でも人見知り。
一見矛盾していますが彼は人見知りだからこそ優秀な営業マンなのです。
このよく分からない特徴を今日は書いていきたいと思います。
実は人見知りな営業マン
実際には人見知りだったり自分で人見知りと思っている営業マンは多くいます。私が会ってきた中では人見知りだったり自分では人見知りだと思っている営業マンの方が多いと思います。
もちろんそうで無い営業マンも沢山いますが私のイメージとしては
「営業マン = 人見知り」
です。ただ私がこれまでに法人営業をメインにしてきたのが原因かもしれません。個人向けの営業をしている営業マンはそうでは無いかもしれません。
なぜ人見知りが多いのか?
これは個人的な推測なのですが、まず営業をする上でその場を凌ぐために口先だけで相手を丸め込もうとしても成功しません。
もしかするとその時だけは何とかなるかもしれませんが後から指摘されてしまうとその場しのぎの嘘の説明がつかなくなるので結局受注にはつながらなくなりますし、そういった事をする営業マンは信頼を失いますので長期的に見た場合に好成績を出すことができるとは思えません。
短期的に一回だけの提案などで契約を決めてしまって、その場では嘘をついていても逃げ続けることができればずっと好成績を維持することができるかもしれませんがそれはすでに詐欺ですよね・・・
ですので結果的に口先だけの人は成功し続けることが難しくなります。
では人見知りの営業マンが多い理由ですが、まずは人見知りの特徴から見ていきたいと思います。
人見知りの特徴①
人見知りの特徴の一つとして
「人と話をする事が苦手」
があります。まぁ当たり前ですね。人見知りだから。
なので人見知りの営業マンはお客さんと話をする前にしっかり準備する人が多いです。
何を説明するのか?
質問された時の回答は?
説明資料はこれだけで良いか?
などをしっかり準備します。
もちろん慣れてくるとそこまで念入りに準備する事はないでしょうけどしっかりと準備してからお客さんの所に行く人が多いです。
お客さんの所に行く前に念入りに準備してから行くのは当たり前なんですが本当にしっかりと準備する営業マンは多いです。
人見知りの特徴②
もう一つの特徴として人見知りの人は「割り切れると沢山喋れる」というのがあります。
これは人見知りの人には理解してもらいやすいと思うのですが人見知りの人は一度自分の中で「この人は友達」とか「この人は先生」とか「この人は職場の同僚」とかいう相手のカテゴリー分けができるとスラスラと喋る事ができるようになります。
このカテゴリー分けにしっかりと割り切れてしまえばあとは楽なので「この人はお客さん」というカテゴリーに割り切れてしまうと自分の中のスイッチを「営業マンモード」に切り替えて提案などをする事ができるようになります。
だから意外と客先で喋る事ができるようになりますし、いつも以上に喋る事ができる場合もあります。
でも根は人見知りなので客先から出てくるとその効果は切れてしまいます。ですので外でたまたま知っている人を見かけても話しかけたりできなかったりします。
人見知りの営業マンは意外と強い
人見知りだと
①準備をしっかりしてから提案する
→場合によっては話す内容のシミュレーションをしてから訪問するから抜け漏れが少ない
②お客さんとは意外と喋れる
という特徴がありますので営業をする上では結構うまくいきます。だってしっかりと準備してスラスラと喋る事ができるので営業マンとしては強いですよね。
こういったように意外な組み合わせなのに上手くいくケースは良くありますよね。
もし営業マンへの転職を考えているけど自分のことを人見知りとか口下手と思って悩んでいる人がいるならあなたは意外と営業向きかもしれません。
一見欠点に見える特徴でもしっかりと活かす事ができれば強力な武器になります。
必要以上に自己評価を低くせずに挑戦すると活路は開けます!
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