上司は常に正しいのか?

ビジネス全般

私も含め会社員が日々仕事をしていく中で上司との付き合いというのは避けて通れない物です。
そして仕事上の付き合いの中で上司から色々と指導や指示を受ける事があると思います。
そう言った指示などについて今日は書いていきたいと思います。

上司は常に正しいの?

まず上司と部下との違いは「情報量の違い」です。
一般的に会社では役職が上になるほど触れることのできる情報が増えていきます。そのため同じ会社に勤めていても上司と部下では持っている情報量に違いが出てきます。
そして情報の量は仕事をする上で非常に大きな意味を持ちます。

持っている情報の量や内容によって判断が変わってきます。
より正確な情報が多い方が正しい判断をする事ができます。
なので上司の方が正しい判断をする可能性が高いと言えます。

ただこれは一般論です。

なので常に上司が正しいとは言えません。

部下の方が上司よりも正確で新しい情報を掴んでいる事だってあります。
そう言った場合には上司よりも部下の方が正しい判断をする事ができます。

ある案件に関しては部下の方が多くの情報を持っているという事はよくあります。そのため上司よりも部下の方が正しい判断を下す事ができる場合も多くあるでしょう。

社長が常に正しいとは限らない

同じように会社のトップである社長も多くの情報を持っていますが常に正しい判断ができるとは限りません。部下の方がより正しくてより多くの情報を持っている可能性はあります。

なので社長が指示したからと言って無条件でその指示に従うというのは正しい判断ではありません。

ですので例え社長から指示された内容でも自分の情報や判断が正しいと思った場合にはしっかりと主張してください。
もちろんただいい判断をする事が目的なので上司と争う事は避けた方が良いと思います。ただ状況によっては争ってしまう場合もありますよね・・・

上司の立場からすると

上司としてては部下よりも多くの情報を持っている場合が多いので部下の判断の誤りに気付ける事がよくあります。
そして場合によっては自分の持っている情報を部下に伝える事ができないので一方的に指示を出さなければならない場面もあります。
そう言った場合には部下としては面白く無いと思います。当然反対意見を出してくる場合もあります。
こう言った場面で上司としては選択を迫られます。

部下に対して丁寧に事情を説明して納得してもらうか一方的に指示を押し通すかです。

時間がある場合であれば事情を説明できるのですがそれが難しい場合には一方的に指示をしなければなりません。この時は上司としても心苦しく思っています。
それに情報量が多いからと言っていつも正しい判断ができるとは限りません。部下の判断の方が正しかったということもたくさんあります。その時なんかは特に部下に対して申し訳ないし自分が不甲斐ないし・・・
という心境になってしまいます。これは辛いんですよ。

正しい判断をするために

情報が多いからと言って正しい判断ができるとは限りません。
それにそもそもその判断が正しいのか間違っているのかはその時点ではわかりません。
ですので上司からの指示に従えない場合にはしっかりと話し合ってお互いの情報を出し合った上で正しそうな判断をしていくしかありません。

もしあなたが上司からの指示に素直に従えない場合にはここで書いてあることを思い出していただいて上司と話し合った上で最善の判断をしていただければと思います。

ただ何度も言いますが上司だからと言って必ず正しい訳ではありませんので自分の考えはしっかりと持って行動しましょうね。

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