どのような資格があれば一生安心だと思いますか?
これからはどんな資格を取るべきでしょうか?
そう言った悩みについて今日は書いていきたいと思います。
どんな資格があるか
資格っていっぱいありますよね。国家資格もあれば民間の資格もあります。難易度の高いものから低いものまで様々ですよね。
弁護士、弁理士、税理士、ファイナンシャルプランナー、宅建、簿記・・・
本当にたくさんあります。
文系の資格に理系の資格。文系と理系のそれぞれのトップは弁護士と医師でしょうか。
いわゆる「食いっぱぐれがない資格」について見てみたいと思います。
強い資格
強い資格としてはやはり医師や弁護士になると思います。ただ下のグラフを見ていただきたいのですが、弁護士でも年収が500万以下の人たちが結構いる事がわかります。
弁護士と言っても半分引退しているおじいちゃんなどもいるとは思いますが収入が少ない弁護士が増えてきているという話を聞いた事がある人も多いと思います。
結論を言うと今の世の中では資格を持っているだけで安心できる時代ではなくなってきていると言う事です。資格さえ持っていれば一生安泰だと言う古き良き時代は終わってしまいました。
資格が弱くなった理由①
昔は資格を持っている人と一般の人の間には持っている情報の格差が大きくありました。
特殊な知識というものを一般の人たちが手に入れる事が非常に困難でした。
そのため資格を持っている専門家に相談したり仕事を依頼しないといけない状況というものが多く存在していました。
ですが現在ではインターネットの発達によって大きく状況が変わってきました。
専門知識でもインターネットで調べればかなりの事は分かりますし、YouTubeなどの動画ではほとんど全ての職業の人が動画をUPしています。そのため何かあった時にいつでも調べる事ができる環境が整っています。
例えばあなたが何か犯罪に巻き込まれてしまった場合には
・犯罪の情報収集
・他で似たような犯罪が起こっていないのか
・その犯罪の罪の重さ
・どうやって解決されているのか
などをすぐに調べる事ができます。
こう言った事は以前であれば専門家に相談しなければ分からない事でした。
そして多くの場合有料でないと相談する事さえ出来ませんでした。
現在では専門家と一般人の間にある壁の高さがとても低くなってきています。
そのため資格を持った専門家に相談しなければならないケースが減ってきました。
そうして資格の強みも弱まっていっています。
資格が弱くなった理由②
もう一つ弱くなった理由としてこちらもインターネットの影響があります。
それは専門家の比較が簡単に出来る様になった事です。
例えばあなたが髪を切ろうと思った時、虫歯の治療に行こうと思った時などどうやって美容室や歯医者を決めますか?恐らくインターネットなどで近くの美容室や歯医者を探して口コミを調べたりすると思います。それにGoogle マップなどで店の外観を見たり料金を見たりすることもあると思います。
同じように例えば法律の問題で弁護士に相談したいと思った時でもインターネットを使うと思います。
それ以外の専門家に相談したい時も同じ感じだと思います。
インターネットの影響で専門家は常に同業者と比較されるようになりました。
そのため人気のある専門家はどんどん人気が出て儲かるし人気のない専門家はますます客が来なくなってしまうという状況になってしまいました。
それに専門家もインターネットで無料相談を受け付けていたり、良くある問い合わせをすぐに見れるようにしていたりします。そう言った取り組みをしている所には客も集まりやすくなりますし、逆に何もしない所には客が来なくなってしまいます。
どうすれば良いの?
要はですね、これまでのように資格を持っていたら専門家なので一生安泰。という事が難しくなったという事なのですが資格の専門性自体は優位なままです。
なのでこれからは資格プラス営業力が必要になってきます。もちろんインターネットに関する知識も必要です。
そう言った強みを組み合わせて戦っていく必要があります。
つまりは専門家の戦い方と一般企業の戦い方が近くなったという事ですね。
今後資格を取って専門家になっていこうと思っている方は是非インタ^ネットに関する知識、マーケティングの知識、営業力を鍛えてください。
まぁ資格の勉強をしながらこれらの知識を身につけていくのは大変だと思いますので自力で身につける事が難しいのであればその分野の専門家を雇うというのもありだと思います。それにインターネットやマーケティングや営業の知識ってインターネット上にたくさん落ちていますから時間さえあればどうにでもなりますしね。
個人的には営業力を鍛えた方が良いと思います。
営業力に関しては私もアドバイスできますしね。
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