今日はシステム会社の営業についてお教えします。
求人も多い業種なので知っておいて損は無いと思いますよ
私は最初にコールセンターに会社に就職しました。
そこでの仕事内容などについては以前のブログで書いたのですが、コールセンターの会社からシステム会社の営業に転職しました。
このシステム会社は自治体向けのシステムを開発・販売している会社でした。
この時の経験からシステム会社の営業の仕事についてご紹介したいと思います。
ただ自治体向けのシステムってちょっと特殊な面もあるので私の経験がシステム会社全般に通用するものでは無いと思ってください。
あくまで一般論として見ていただければと思います。
システム会社の営業ってどんな仕事?
そのままになってしまうんですが会社で作ったシステムを提案・販売する仕事でした。
私が勤めていた会社は自治体向けのシステムを作っていたので私は自治体に営業に行っていました。
システム会社の営業は基本的にBtoBになります。
いわゆる法人営業です。
法人営業なので提案先をリストアップして電話などでアポを取り、提案を重ねてシステムの受注に漕ぎ着ける。
と言うイメージになります。
営業の仕事というと提案する所までと思われるかもしれませんが私が勤めていた会社では営業も要件定義や仕様の調整などの会議に参加していました。
要件定義とは導入するシステムを受注した後で実際にどんな設定で導入していくのかを細かく調整していく打ち合わせの事です。
要件定義はSEさんなど技術畑の人だけでやる会社もありますが私は参加していましたし打ち合わせの内容によっては私だけで要件定義をする事もできました。
ですので営業とは言えシステムの事をある程度理解しておかないといけません。
システムの内容をしっかり理解できていないと提案から導入までの段階でトラブルになってしまう事があるからです。
システム会社の営業ってどんな感じ?
営業マンの仕事としては顧客への提案と社内調整が主な仕事になります。
顧客への提案と同じくらい大切な仕事が社内調整です。
営業マンは仕事を受注してくる事はできますが実際にシステムを作ったり納品したりする事はできませんから社内調整は非常に重要です。
あと給料ははっきり言って会社によって全然変わります。
同じような製品を作っている会社同士でも給料は全く別物です。
なので業界としての平均値などはなかなか出しにくいとは思います。
とは言え会社員全体平均よりも少し高いくらいでは無いでしょうか。
あ、あと意外とお酒飲めない人の比率は高かったと思います。私のいた会社は営業の1/3くらいが全くお酒飲めない体質でした。
ただ喫煙者は多かったですね。
システム会社の営業の楽しい面
やはり営業の楽しい点は受注した時でしょう。
そしてそれが評価された時です。このために頑張っていると言っても良いと思います。
営業の良い点は自分が達成した成績がしっかりと数字に現れる所です。
他の業種だとなかなか自分の仕事の成果を数字で出しにくいのですが営業はハッキリと数字で出てくるのでこれは嬉しいポイントだと思います。
あと会社の制度にもよりますが成績を上げれば上げだだけインセンティブとして収入がアップするのでこれも嬉しい点になります。
システム会社の営業のストレス
これは営業全般に言えると思いますが営業のストレスはやはり受注できずに数字が上がらない事です。
この時が一番辛いです。
会社の中での立場が弱くなってしまいます数字がどんどんプレッシャーになってしまいます。
これが何より最大のストレスでしょう。
それ以外で言うと営業という立場は顧客と自社の間に立つイメージになる事が多いため板挟みなってしまう事があります。
この時はストレスが溜まると思います。
板挟みになった時にうまくトラブルを回避するために日頃から社内調整をしっかりとやっておく必要があると思います。
システム会社の営業の離職率
離職率はあまり高く無いのでは無いかと思います。
これはシステム営業という業種というよりはその会社によるところが多いかと思います。
システム営業は会社によって給料や待遇が全く変わりますので業種で一概に言うことが難しいのです。
システム会社の営業に向いているのはこんな人
システム会社の営業に向いている人としては
・コツコツ積み重ねができる人
・新しい知識の吸収が好きな人
・法人営業の経験がある人
・計画的に仕事ができる人
・人と話をするのが好きな人
などが向いていると思います。
ただこれは私の個人的な考えなので全く当てはまらなくてもシステム会社の営業として成功する人もたくさんいると思います。
ただシステム会社の営業は法人営業となりますのである程度の期間で提案して受注までに時間がかかる事が多いと思います。
なので短期的な瞬発力ではなくて中長期的に仕事をするめることのできる持久力が求められます。
システム会社の営業から転職するのに向いている業種
一番向いているのはやはり法人営業全般になります。
法人営業であれば扱う商品やサービスは変わってくるもののやること自体は同じですので別会社に転職してもすぐに即戦力として活躍できると思います。
それ以外だと接客業などに転職した人も結構多かったかな、と思います。
まとめ
システム会社の営業は法人営業ですので中長期的な提案を行いながら受注を目指すという仕事のやり方になります。
また顧客への提案だけではなくて社内調整もとても大切な仕事になります。
時には顧客と自社の板挟みになってしまい大変な思いをする事もあると思います。
そんな時のためにも日頃から社内の関係づくりはしっかりとやっておきましょう。
あと楽しい面としてはやはり受注できた時なのですが同時に辛い時は受注が取れない時です。
コメント